1952年9月12日夕刻。ウエストバージニア州フラットウッズで、エドワード・メイ(13歳)ほか5人の少年は丘の上に赤く輝く飛行体が落下するのを目撃した。すぐにメイの母親と、近くにいた州兵隊員ジーン・レモンとを呼び、計七人で丘に登ってみると、鼻をつんと刺激するもやの中に、ひしゃげた球形をした直径8メートル、高さ2メートルの物体が、強い赤い光を、明るく暗く、脈動するように放っていた。すると突然近くの茂みから透明のヘルメットを被り、緑の体に赤い顔、オレンジ色の目をした身の丈3メートルほどの怪人が出現し、強烈な悪臭を放ちつつ、宙に浮かぶように動き出した。保安官事務所にかけこんだ7人のしらせに、30分後ボストン市の新聞記者も駆けつけてきたが、手に武器を持った人々が改めて現地に赴くと、すでにそこには物体も怪人も、姿の跡形もなく、ただ先ほどの刺激臭ともやの他には、怪人の立っていたところにまるでスキーで滑ったような足跡が残されていただけだったという・・・。

(南山 宏 フレーベル館 昭和51年発行「UFOびっくり大事典」より)

●その分析

そのデザインの奇怪さから、以前は少年向けUFO関連の本には必ずと言っていいほど掲載されていたため、特定世代には絶大なインパクトを持って記憶されているこのいわゆる「3メートルの宇宙人」であるが、非常に興味深い点がいくつか存在する。

1.なぜか最近姿を見ない

2.なぜか身長で語られる

3.なぜか臭い

4.実は絵(現地に書き割りを立てて撮影したとか)

5.ボストンから30分で飛んでくる新聞記者(これが一番凄い)

・・・・あああ凄くいいぞ宇宙人!