本当にアクセスが上がるのかしら日記
ページの趣旨
ホームページに日記を載っけるとアクセスが狂ったように上がってウハウハだという。当評議会のホームページもめでたく30000アクセスを迎えるに至ったが、あいかわらず主力商品の(そうなんだよ)アタリソフトがさっぱり売れない。これは日記を載せないからに違いないぞえ。(なんだかよくわからないが、そういうのが趣旨らしいと察しておくれ)
風雲編
990927(月曜日)
昨日の話になるが、近所に停めていた愛車(ホンダのモトラ、中古)が、台風のせいでひっくりかえってドロドロ。
わー悪かった!最近暑いから乗らずに放っておいたオレが悪かった。引き起こすと、オイルやらガソリンやらいろいろ漏れているほかに、よりによって右のミラーがもげている。わー悪かった。まさか壊れていないだろうな。
しかし、バッテリーも当然あがっているにもかかわらず、一発でエンジンがかかるあたりが世界のホンダ。
おそるおそる乗り回してみると、今まで聞き覚えのない音がイロイロするが、なんとか走ってくれる。ちなみにこのモトラ、とうの昔に製造中止になっている年代ものだけに、以前からアクセル全開で引っ張っても時速55km以上出ない。そのうえゼロ戦の試験機みたいに、高速では振動で分解しそうになるというという恐怖のマシン。街中ならともかく、普通の一般道では、煽られる抜かされる、馬力不足で坂道で止まる。断言するが、時速40kmでこんなにスリルを味わえるバイクもないぞ。いや、好きなんだけどさ。もう涼しくなったし、これからはあちこち乗ってあげるからね。
990926(日曜日)
エミュで「達人王」をゲット!プレイ!即死!なんだこの難易度!思えばこのころすでにシューティングの蜜月は終わって、基盤売りのビデオゲームはみんな、ストUを基準にしたプレイタイムとインカムで商売しなきゃなんなかったんだよなあ。
990925(土曜日)
以前からお店でよく飲んで、おいしいなあと思っていたのだが、いっつも酔っ払って名前を忘れてしまっていたワインを、輸入元に電話したりして、ようやく手に入れる。なんのことはない、近所の酒屋の倉庫にいっぱい眠っていたそうな。ちなみに私はぜんぜんワインにくわしくないので、薀蓄を期待されても(しないか)困るのだが、お店でたしか2800円くらい払っていたのが、1750円とお手ごろ価格で手に入って、やれうれしや。明日はこれで一杯やろう。
990924(金曜日)
台風の影響で天気が不安定。私は昔宮崎の延岡というところで10年ほど過ごしたが、学校の授業で「台風銀座」とか習うような地域で、もう大変だったのを覚えている。風に運ばれて、バカでっかいヨナグニサン(羽の先っぽがヘビの頭みたいに見える世界最大のガ)とかが飛んできたりもしたっけなあ。
990923(木曜日)
なんかここ最近食べ物の話ばかりしているような気がするが、母親の友達の、息子の結婚祝いとかで、はるばる九州から、活きたイセエビ4匹が実家に届く。いそいそ食べに帰る。田舎の人は豪快でいいなあ。
一匹は刺身、一匹は塩茹で、一匹はオーブン焼き、最後の一匹はブツ切りにしてバター炒めに、これぞイセエビのフルコース。しかし最初の方こそ、うまいうまいと言っていた家族が次第に言葉少なになっていくのはなぜだろう・・・。いつぞや雛鮨の食べ放題で、ウニの軍艦巻きを40個ほど食べた時にも感じたのだが、世の中には「もうちょっと欲しいなあ」という所で済ましておくが花、という食べ物があるのですね。ああ、また夢がひとつ壊れた・・・。
990922(水曜日)
こないだタイで買ってきてよく食べているレトルトのグリーンカレー、せっかくだから今日は米も現地産でやってみようと、同じく買ってきたまま、面倒くさくて放置していたタイ米を開封する。袋の表にたどたどした日本語で「タイの上等なもち米」と書いてあるのがちょっと微笑ましい。内釜にカップ1杯半測っていざ磨ごうとしたら、品質保持が厳しい日本の米とは違って、あちこち黒ずんだ米も混じっている。ああ、なんかワイルドでいいなあ。・・・・とか思ってよく見ると、黒いのは米でなく、なにか得体の知れぬ虫であった・・・・思わず硬直していると、外気に触れて驚いたのか、米粒の中から、次から次から次から次から虫虫虫虫虫きゃーーーーーーーー。速攻で再度密封、廃棄。
袋の密封はたしかなものだったから、おそらく現地で紛れ込んでいた卵が、台所の棚に放置していた間に、袋の中で増殖したのだろう。もっと早くに封を開けていたら、気づかず食べてた可能性大で、危ないところであった。ああ、思い出すたびジンマシンが出る。みなさんタイ米には気をつけようね。
990921(火曜日)
ウーロン茶を買うついでに「ビックリマン2000」チョコを1個買う。
オレが小学生のころからあるけど、また復活したらしい。オレはおまけシールより、あの安っぽいチョコの方が好きなのだ。仮面ライダースナックの時も、本当はカードより、みんなドブに捨てていた、あの甘ったるいスナックの方が好きだったしな。あのライダースナックは、カードの方は何度も復刻されたというのに、スナックの方はついぞ復刻されたためしがない。ああ、あの安っぽいスナックがもう一度食べたい。ところで運命のイタズラか、チョコを食べた後の袋を捨てようと思ったら、やたらキラキラしたシールが入っていた。おお、これは「スーパーゼウス」!オレでも知ってる、確か一番いいシールではあるまいか!小学生に見せびらかそう!
990920(月曜日)
横浜駅前に「リオ」というカレー屋があります。味はまあ、それなりの上くらいですが、私は学生時代からかれこれ十年くらいここを愛用して止みません。なんてったってこの店、異常進化を遂げたメニューの数々がものすごいんですよ。
多分店主のアイディアなんでしょうが、ほうれん草が上に乗ってる「ポパイカレー」オムレツ付きの「オムカレー」あたりはまだ他でも見かけるかも知れませんが、横浜名物シューマイと合体した「チャイニーズカレー」、ラーメン追加でさらにパワーアップした「チャイニーズカレー・パート2」(ホントにこういう名前なんだよ)、ドライカレーにカツとスパゲッティをつけて、上からさらにルーをかけるというアナーキーな構成で、ネーミングはさらに意味不明な「インディアンライス」(インディアンは多分そんなことしないぞ)などなど、おおよそ食べて気持ちが悪くならない範囲の、あらゆる食材がカレーと合体していると考えて間違えのない異常メニューの数々は、他の追随を許しません。っていうか誰もついてきてないけどさ。
しかしこの店のハイライトというと、やはり空前絶後の「スペシャルカレーシリーズ」でしょう。
なにがスペシャルって、そのビジュアルインパクト。たとえばこの店の「スペシャルカツカレー」というのは、通常のカレー皿の倍の幅の特性皿に盛られたカレー上に、カツが立体視できるような案配に、二枚横並びしているんですよ。なんてわかりやすい豪華さなんでしょう!しかし、この「スペシャルカツ」をも凌駕するインパクトを持つのが、多分日本中探してもここでしか食べられない「スペシャルエビフライ」です。同様のカレーの上に
エビフライが8本
ズラーっと並んでいるのは、なにか宗教的なモニュメントを見るようで、まさに一見の価値ありと言えるでしょう。
ちなみにたった870円で食べられますので、横浜に用事があるときなどは、話の種にチャレンジしてみるといいのではないでしょうか。6本目あたりで胸が悪くなることうけあいです。
990919(日曜日)
なぜだか自分でもわかりませんが、最近「タツジン」にハマってます。
タイトー時代の東亜プランが出した発狂シューティングね。部屋のキュート筐体にぶちこんである基盤をはじめとして、エミュのメガドラ版、PCエンジン版と、それぞれやり狂ってます。ああ最高。
私は昔から「昔のゲームで描かれるところのSF的世界観」というものにメロメロに弱くて、古くは「ギャラガ」とか、「グラディウス」とか、マイナーなところで「4Dウォリアーズ」とか、古拙なデジタルならではの、冷たく無機的な感じが好きで好きでたまらんのですよはあはあ。特にシューティングの場合、そのストイックなシステムと相まって、面が進むごとに味わえる、「もはや生きては帰れない遠いところ」に来てしまったなあという一種独特の悲壮感たるや堪りませんわ。
それにしてもドグラバってどうしても死なないんですけど・・・・。
990918(土曜日)
いまこそスターウォーズを語る
(ネタバレがありますので、未見の方は読まない方がいいよ)
なんか人気も下火になりましたがスターウォーズ・エピソード1です。10数年の沈黙を破ってついにルーカス自らがメガホンを取った、待望の続編なわけですが、どうもいいウワサを聞きません。あれだけ期待を集めてしまっては、ぞの全てに応えることはもちろん不可能なことだとは判っていますが、それでもやっぱり不満な部分というものはあるわけで、たとえば高潔なジェダイ騎士であるはずのオビ・ワンとクワイ・ガンが、冒頭いきなり通商同盟の盟主たちを、背中から撃ち殺して死体の内臓をむさぼり食うというような描写には正直首をかしげざるを得ません。
後のダースベイダーとなるアナキン・スカイウォーカーが、登場早々トルエンを吸っているのはいいとして、母親までがコカインをスニッフしているのはどうでしょうか。物語のヒロインであるアミダラ姫がネオナチを連想させるスキンヘッドで、外国人労働者を口汚なく罵るシーンも問題だと思います。
もっとも最新のSFXを駆使した映像には見所も多く、CGで再現された無数の共産主義者をニクソン大統領がトラクターでひき潰すシーンや、宇宙空間に浮かぶ不気味なオノ・ヨーコ(もちろん爆発する)などには思わず息を呑む迫力があります。構成的に甘い部分もあるものの、全体としては及第点をつけられる仕上がりと言えるのではないでしょうか。
(一体どこで何を見てきたんだオマエは。)
990917(金曜日)
ショウもあったので一応ゲームの話題など。
プレステ2が登場しましたね。もちろんスゴいスペックなんでしょうが、ウワサが先行しすぎたためか、ちょっとインパクトに欠けるのが残念でした。恐怖の大王もおいでにならなかった今年、唯一の目玉ニュースになってほしかったのに・・・。というわけで勝手に発表「ボクの考えていたプレステ2」!
大きさは3メートル四方。
火を吐いて空を飛ぶ。
ふくしゅう心が強く、ねらった相手は必ずしとめる。
ひふが固く、手裏剣もはじきかえす。
目にみえない電波で人を自由に操る。
人間の心臓が大好きで一日十個も食べる。
足のうらからネバネバした液を出して天井にはりつく。
す、すげえ、ぶっちぎりだよ!(何が)
990916(木曜日)
突然ですが「未来少年コナン2」があるんなら、というわけでもっと考えてみました
「フランダースの犬2」
ネロとパトラッシュは生きていた!?生き返った彼らが再び運命に挑み、結局凍えて死ぬまでの、進歩のない生涯を描きます。
「母をたずねて三千里リターンズ」
実は単なる猿岩石おばさんだった母親がまた姿をくらまして、世界の果てまで追っかける冒険ロマン。様々な手口で各地に潜伏する母親を追いつめていく様が見物です
「火星のアン・シャーリー」
多感な少女時代を過ごしながら大学へと進学し、ついに愛するギルバートと幸せな結婚をした、おなじみ「赤毛のアン」が、奇才E.R.バロウズとの共著で、ついに宇宙へと旅立ちます。まあ、袖のふくらんだ宇宙服だわ(何それ)
「アルプスの少女X」
これは決して画面に姿を現さない、ナゾの主人公「X」が、雄大なアルプスの大自然を舞台に、得体の知れない何かへと成長していく姿を描いたサスペンスフルなドラマです。
990915(水曜日)
昨日突然地鶏が食べたくなって、そこらじゅうに電話をかけまくって急遽地鶏パーティーを開く。急に呼び出された皆さんはどうもごめんなさい。地鶏は大勢でワイワイ言いながら食べないと感じが出ないのよふひひひひ。
990914(火曜日)
アニメ誌によると、今度日アニが「未来少年コナン2・タイガアドベンチャー」とい
うのを始めるそうな。
前作と物語的な関連性はなく、怪力の少年タイガというのが世界を冒険する、旧「コナン」のスピリットを活かした作品作りを目指すとのこと・・・・旧「コナン」のスピリットって、別に主人公が怪力なことじゃなくて、「宮崎駿」そのものだと思うのだが。
たくみな編集テクニックで、レプカを蹴り落として自分だけが助かる冷酷なコナンの姿を拝める「巨人機ギガントの復活」といい、どうも日アニは昔からコナンに冷たい扱いをする会社である。ひょっとするとヒロインも始終ロープを噛み千切り、オノを振り回す怪力娘にするのではあるまいな。
990913(月曜日)
今日も暑かったですね〜。例によって潰れそうなカレー屋で晩飯を食べた後の話。
「おたくの店はカレーがとってもおいしいのに、場所はビルの3階でわかりにくい上に、看板が意味不明で(なぜか一言もカレーのことを言及せずに、DJバーだと書いてある。ちなみにバーはないし、DJもいないのですごくナゾ)客をみすみす逃している。なんとかしたほうがいいんじゃないか?」と言うと「そうですねぇ、じゃあなんか思いつきますか?」と言われたので考えてみる。
「インド奴隷食堂・セポイ」
・・・なんかかえってマズイよな、これじゃ。
990912(日曜日)
暑かったですね〜。「マトリックス」見ようと思ったのに、すごい混みようで見られなくて残念でした。
「JM」くらい空いているかと思ったのに、どうして今度に限って、サイバーパンクwithキアヌなんて映画にみんな集まるんだろう・・。前はカンフーが足りなかったのか?(考えるな、感じるんだ。)
990911(土曜日)
掲示板にも書いたけど、周囲の人間はだれも行きたがらなかった「横浜VS広島戦」を見に横浜球場に行く。
確かに今時誰が見るんだろうというカードなのだが、試合は白熱。途中まで広島リードで、最終回に横浜が同点、しかし延長10回目表で広島が二点追加、すると横浜その裏に二点入れ返す(ここで掲示板に書き込み)次の回を0点に押さえた横浜が、結局駒田の犠牲フライでサヨナラというもの凄い試合に。いや、オレそんなに野球好きでもないんだけど(野球場でビール飲むのは好き)まるでマンガみたいな展開に大興奮。あー面白かった。
おたがい投手を出し尽くしたのか、どんどん聞いたこともない選手が出てくるのにも笑わせてもらったし(そのうちネパール人ピッチャーとか出て来るんじゃないかと思った)
990910(金曜日)
ひさびさにゲームの話題。今年は有明でうれしいなのAMショーに行く。
話題としては「都合により出展しません」の貼り紙が痛々しい新声社ブース、個人的には先祖返りみたいな男らしい作りがウレシい「原始島U」と「ストライダー飛龍2」があればもうお腹いっぱいなのだが、やはり一応ゲームバカ系サイトとしては、会場入り口すぐの「JAMMA」ならぬ「KAMMA」(韓国アミューズメントマシン製作協会)ブースを外すわけにはいかないだろう。なんたってあーた、カタログの表紙が
「第37回アミューズメソトマツソツョー」
・・・・いや、期待はしてたけど、まさに直球でやってくれたね。おとっつあん。
そのほか
「たたき特徴」(なにそれ)「飛び出してある怪物の頭を点滅する電球とタイミングを合わせてたたくと
祝賀音
が鳴らしながらカードが出されます」などの味な文章が続出!やるな。韓国。
マジな話をすると、今後の展望がシオシオなAMは、このままだとそのうち開発の中心が安いアジアに移るんじゃなかろうか。
ところで西館のほうでは「Vacume1999・日本真空展」とかいうモノスゴイ名前の催しが同時に開かれていたのだが、あれはいったいどういう展示会なんだろう。やっぱり会場の真ん中に巨大な真空地帯があって、日本真空協会(あるらしいんだよ、そういう団体が)のみなさんがカマイタチ現象でズタズタになりながら「やっぱり時代は真空ですな」「日本はもっと真空化されるべきですけけけけ」などと盛り上がっているんだろうか。あっ、いかん。せっかくアミューズメント業界の今後の展望というカッコいい話でまとまるところだったのに!
990909(木曜日)
途中まで書きかけて結局消したのだが、この日記、本当に書けることがないよな。うーん。
とりあえずがんばろう。
990908(水曜日)
山田君(仮名)らと飲む。やっぱりこの男は凄い。どっか配線が間違っているんじゃなかろうか。
990907(火曜日)
風邪ひいて死ぬ。
990906(月曜日)
以前にウィルスにやられて痛い目を見てしばらく控えていたのだが、久々に漁ってみたらエミュがもう最高!まさかもういっぺん「テラフォース」が遊べるとは。相変わらず大味だなあ。
990905(日曜日)
原稿書きのつらさから逃れるため、秋葉原にふらふら出かけていって、なんと
ゲームアックス
をゲット!うひょひょー!知らない人のために説明すると、ゲームアックスというのは手オノの反対側に、カートリッジスロットがついているナゾのファミコン互換機で。樹木を伐採しながらゲームができる便利なアイテム、ではなくて、一時伝説になっていた液晶画面付きの携帯ファミコンである。いやー探してたんだよコレ。14800円の良心価格で、しかも再生産バージョンらしく、成形色が以前の黒から、スモークグレーのスケルトンに変更されていて最高にオシャレ!ラッキー!さっそく「暴れん坊天狗」(手元にあったから)を差し込んでみると、おお、噂にたがわぬショボい液晶がまたなんともイイ感じ!箱に「画質がはっきりし品質第一である」「カラートランジスタは日本で製造したものである」と書かれているけど絶対ウソだな。ああ「あきばんぐ」ありがとうよ。
990904(土曜日)
この日記、アクセスの増加には全然つながってないが、身内の連中には毎日チェックされているらしい。なんか二重にダメな感じ。トホホホ。
バカ原稿を日中ずーっと書く。昨日の日記みたくな偉そうなことをほざいた奴の文章とは思えない、あっぱれなバカっぷり。我ながらあまりの説得力のなさに涙が出てくるぜおやっさん(誰?)。こういうギャップって、初めて見た人の目には多重人格みたいに写るんだろうなあ。
オレは怒るのも笑うのも、愛するのも憎むのも狂うのも、何でも同じくらい激しく深いのだ。こりゃもうオレの親戚一同みんなそうだから仕方ない。周囲のみなさんはいい迷惑だと思いますが勘弁してね。ああ、それにしてもこの分量、絶対終わらないぞ!笑える内容になることは保証できるんだが。
990903(金曜日)
ところで久々に悪口など。オレは「なっちゃん」とか「ごめんね」とかのCMを見ていると、企画したアホウとそれに乗ったバカ企業、恥も知らずに出演している女性タレントをまとめて絞め殺したくなる。いや、絞め殺したくなるCMタレントというと「桃の天然水、ひゅーひゅー」とか舌ったらずに言ってる奴(死んでしまえ)とかもそうなんだけど、あれは単なるバカだからまだ罪が軽い。
いったい世の中で、商品として扱ってはいけないもの、扱うべきでないものがあるとしたら、それは人の純粋な「想い」そのものではなかろうか。青臭いことを言うつもりはない。実際、広告なんて人の目についてナンボだから、「おふくろの味・インスタントみそ汁」の昔から、「想い」が商品になっていること自体を否定はしない。
問題なのは、そういったものを「商品」として扱うにあたっての、作り手の姿勢だ。
たとえどんなに胡散臭い見せかけであっても、それが誰かの胸に、母親への思慕を喚起するかも知れない、といった意味において「おふくろの味」という表現は許されるだろう。それは母親への思慕という「想い」それ自体の純粋性に、なんら卑しさを加えるものではないのだから。「インスタントのどこがおふくろやねん」というのは、その通りではあるけども、また別の部分の話である。
対して「なっちゃん」や「ごめんね」の薄汚さはどうだ。これらは一見、「おふくろの味」よりよほど美しく純粋に見える。少女の向上心や純朴性といったものを、真摯に抽出して商品にまとめましたとでも言いたげだ。しかしその実際は、これまで胡散臭いインスタント食品でさえも、一応の敬意を払って直には触れなかった「想い」それ自体を、薄汚れた手でこねまわし、嫌らしい体裁にゆがめて切り売りしているのである。虫酸が走るとはこのことだ。
世界のどこに立って何を作っているのか、自分でわかっているのか。恥を知れバカども。
990902(木曜日)
今になって気づいたが、昨日の日記からファイルを別にしていると、後の整理がスマートになるんじゃなかろうか。いや、面倒くさいからもうやらないけどな。
ところで、こういうことは思いついたら早めに書くに限ると思ったので書くことにする。
戦後日本のアニメ史を代表するであろう二人の巨人といえば、手塚治虫と宮崎駿になると思うが、この二人の天才の違いを例えるのに、「モーツァルトとベートーベン」という図式を持ち出すというのはどうだろう。
ここで満足したので、今日の日記はオワリなのだが一応補足すると。
「早熟の天才であり、圧倒的な才能を華麗に開花させ、名声をほしいままにするも、すべてを才能に頼るあまりに創作の中心を見失い、後年は次第に飽きられ、ある意味不遇の生涯を終え、その真価は死後始めて正しく評価される」
という点で手塚治虫をモーツァルトに、
「才能に恵まれながらも、なかなか世に認められることなく、弛まぬ自己批判と研鑚の果てに、晩年一気に評価を高められる。しかしながらその創作の中心を、あくまで自己のありようと一致させようとする姿勢を譲らない頑固さゆえに、作品は晩年において、思想性の部分でこそ評価されるものの、内容は退屈で難解なものとなった。」
という点で宮崎駿をベートーベンに、それぞれ例えるのだ。
この図式、カッコいいからそのうち誰か使うぞ、というか使ってほしい。
とりあえず今日オレが、言い出しっぺの名乗りをあげておこう。
990901(水曜日)
スエヒロについて考えてみる。といっても山田くん(仮名)が毎日注文して結局食べない恐怖のお弁当屋のほうでなく、銀座を中心にチェーン展開しているステーキとしゃぶしゃぶのお店である。ここが最近どうも経営が思わしくないらしい。
思い返せば鎌倉に住んでいた頃近所にあって、愛用していた湘南支店も、どんどん調度が痛んで料理の質が落ち、最後には若者相手にハンバーグ定食を出すような、悲しい顛末をたどって潰れたっけ。ここの銀座店の方から、以前に仕事でよく利用していたらしい親父のところに、最近えらく頻繁に「お得意様特典・割り引きチケット」が送られてくるのである。
親父は最近医者に、油ものを控えるように言われているので、結局チケットはオレのところに巡ってくるのだが、「しゃぶしゃぶ無料券」「ワタリガニ前菜付き炭焼きステーキ無料券」なるこれら本来であればヨダレもののチケットは、なんと全部「カップルでくると一人タダ」という、恐るべき条件付きの、ワナのようなチケットなのである。
理屈としては判る。単純にタダ飯を食われては店の利益には繋がらないし、一番金を落とすのは見栄はったカップル客だからな。しかし以前は何人連れていっても一人分タダだったのに、オタクルック全開の知り合い6人で大挙して押しかけて、店の大ヒンシュクを買った(一応銀座のコジャレたお店なので)のが影響したのか、最近では必ずペアで使うように、と明記してあって、これは今のオレにとってはほぼゴーモンに近い。奇人変人から、ほとんど動物奇想天外みたいなオレの知り合いから、一体誰をペアに連れてけというのだ。
いっぺん、そばにたまたまいた野郎といっしょに行ってみたら、どう見ても黒Tシャツ姿の男二人連れは、これから心中するホモのカップルにしか見えなくて、給仕のおばさんから思いきり不審がられる始末。数少ない(ほっとけ)女性の知り合いには、「いきなり銀座スエヒロでしゃぶしゃぶ食べませんか」という、これまたどう見てもオヤジ本気攻略シチュエーションに怯えられて、ほぼ確実に断られ、そうこうしている間にどんどん「ワタリガニ前菜付き炭焼きステーキ」や「特製冷しゃぶディナー」は、使用期限が切れて紙クズと化していくのである。
最近では何を血迷ったか、新聞の勧誘みたいに野球のペアチケットまで送ってくるスエヒロ。(しかも今時、広島対横浜戦)頼むから潰れる前にもっとマシな割引サービスを考えてくれ。オレは「ワタリガニ前菜付き炭焼きステーキ」が結構本気で食べたかったんだ!だからって山田くん(仮名)とペアで行く勇気はないけど。
990831(火曜日)
羽田健太郎について考えてみる。我々の世代にとってはハネケンというと「宝島」の主題歌とか「マクロス」だと思うのだが、最近なんでかヤツが崎陽軒のCMに、専属のような形で出演しているのである。ちなみに崎陽軒というのは横浜を中心にチェーン展開しているシューマイ屋さんね。オレが横浜球場に野球を見に行くときなんかには欠かせないオツマミだったりする。(関東ローカルな話題で申し訳ない。)さて、問題はそのシューマイのCMなんだが、過剰にヘンなんだよこれが。こないだの「シューマイ食べながらモーツァルトに変貌していく羽田健太郎」も意味不明だったが、最近では、おみやげに持っていくつもりだったシューマイを、誘惑に負けて電車の中で食べてしまったハネケンが考える、「忍者に持ち去られた」とか「火星人に奪われた」とかのデタラメな言い訳を、いちいち映像で再現しながら見せてくれるシュールなCMが凄すぎ。(列車の窓から、シューマイを奪いに飛び込んでくる忍者を想像して見てほしい。)
このシリーズのヘンさというのは、
1.およそ視聴者がシューマイを買いたくなるとは思えないキテレツな脚本
2.主演・羽田健太郎という、シューマイとの関連性が果てしなくナゾなキャスティング
3.当のハネケンの、異様なまでにハイテンションな演技
の3つに集約されるのだが、どう見ても一番心配なのは3である。
あの嬉々とした表情は「生活のためにギャラ目当ての仕事をこなしている音楽家」には到底見えないハッチャケぶりである。
一体なにがそんなに嬉しくて、シューマイに魂を売っているんだハネケン。

関係ないけど、あそこの「シューマイ年賀状」って(特製年賀ハガキを500円で買って相手に贈ると、それがシューマイ引き換え券になっているという、よくわかんないサービス)利用した奴いるのかなあ。
990830(月曜日)
宮沢賢治について考えてみる。お恥ずかしながら大学生のころ賢治にはまって、二回ほど花巻を尋ねたことがある。それで思ったのは、あの東北の、美しくもやるせない地で、世迷言のような農業指導や童話を書き綴って、結核で若くにくたばった賢治というのは、基本的に悲しいキチガイだったということだ。資料館に残された自筆の絵などを見ると背筋が寒くなったのを覚えている。
他にもすでに書かれているし、今さらオレなんぞが語ることでもないが、今日における賢治の扱われようには、やっぱりどうにも根本的にこの視点が欠けている。
わけのわからない宗教にハマり、上京して認められず、幻覚に苦しみ、周囲には金持ちの道楽と陰口をたたかれ、つきまとう死病の影におびえ。いったい当時の東北のド田舎にあって、彼の心の底に、どんな深くて暗い澱が渦巻いていたことだろう。しかしその中からつむぎ出される、かえって透明な文章の凄みはどうだ。あのどこか不気味で、しかし美しい、なにより地に足をしっかり踏まえて離れることのない文章は、創作なぞという、「いらんこと」に手を染めた人間に、つねに付きつけられた冷たいドスのように思えるのである。
990829(日曜日)
こないだから締め切りが続いたりして、すっかり魔窟と化していた部屋を一念発起して掃除する。ああそれにしてもモノだらけ。元はけっこう広い部屋を借りたつもりだったんだがなあ。いつぞや部屋に泊まりにきた友人は(こんな部屋に泊まりにくるほうがどうかしているとは思うが)本棚と机の間の床で、神戸の被災者みたいにシーツにくるまって寝てたし。
一通り掃除が終わった後、蒲田駅前の商店街の「どっきりカメラのキシフォート」新規オープンセールに行く。この不況に攻めの姿勢で偉いなあ。32型ワイドテレビが5万円、デジカメ1万円とかが並んでいて、ついフラフラと買いそうになってしまう。気を取り直してナゾの即席パスタ(この店は節操なく何でも売るのだ)二人前100円ナリを買う。鍋に湯をわかして袋の中身を入れ、7分ほっとくだけでアラ不思議。「ペンネ・コン・フンギ・ポルチーニ」なるものが出来るという。
さっそくやってみると、袋に載ってる写真とは似ても似つかぬものが出来あがる。電線の被覆チューブみたいな頼りないペンネと、何だか全く別のシチュエーションでよく見かけるような粉末状のキノコに怪しさ炸裂。まあ100円と思えば食えなくはないし、なにより量がたっぷり入っているので、とりあえず10個買って非常食にする。この後オレがマタンゴになったりしたら、今日の日記がポイントですね。
990828(土曜日)
サケについて考えてみる。ご存知の通りサケはふるさとの川に帰ってきて産卵する。その旅たるや壮絶なもので、何万というサケがズタボロになって上流を目指し、漁師のおっちゃんやらクマの親子やらに襲われつつ、ほんの一握りの固体だけが子孫を残せるのである。多分本能に「再優先事項・産卵時には、匂いをたどって、万難を排して生まれた場所に近づくこと」とかいう一節が書いてあるんだろうけど、これサケの身になったらどうなんだろう。
世間的にはあの遡上は「とても大変で偉いこと」で、サケに話を聞いてみたら「つらいとは思いません。次の世代のために、私たちは喜んでこの体を捧げます」とでも言いそうな行為として扱われているけど、オレはどうも違うんじゃないかと思う。
多分アレは気持ちいいのである。それも最高に。
ある日サケの嗅覚に、懐かしくも気持ちいい、特定の分子刺激が感じられるようになる。それはホルモンの変化によって引き起こされるのだろうが、まあガキがタンスの角に股間をこすりつけるのを覚えた瞬間を想像してみていただきたい。
わけもわからずタンスに執着するガキのように、サケは分子刺激を追い求め、それが結果的にふるさとの川を目指すこととなる。運よく川が見つかったりしたらもう堪らない。ここでサケに話を聞けたとしても、「おおお〜なんか最高〜」とか、バカな中学生みたいなことしか考えてないはずである(と思う)。川をさかのぼるほどにますます刺激は強くなる。もう何も考えられない。激しい疲労をカバーするための快楽物質の分泌、いわゆる「ランナーズ・ハイ」状態も加わって、我々人間が「サケってえらいなあ」とか勝手に感動している間に、実はサケは、他の生物は絶対に味わえないような強烈な快感の中を「うひょひょ〜」とか言いながら(言ってないけど)驀進しているのではなかろうかと思うのである。
じゃなきゃ、あんなズタボロになってまで、誰がわざわざ里帰りなんかするもんかい。
我々人間がどんなに気合を入れて楽しんでも、生殖の喜びはたかだか数時間、悪くすると数分間の世界である。それをサケの野郎がナマイキにも、数日の長きにわたってえんえん楽しんでいるとしたら(あなたちょっとこれを自分の体で想像してごらんなさい)、これはもう同情の余地なし。川の上流でぷかぷか浮かんでるサケの死骸は「尊い犠牲」でもなんでもない。大自然を相手にした、まこと贅沢な、「ただの腹上死」である。ちっ。
サケなんて不純よ!
990827(金曜日)
追加分の原稿が完成する。わーい。ご心配をおかけしていた方々にはごめんなさい。これでオレの担当はオワリ。けっこう手間取ったけど、この本売れるといいなあ。あとは大澤さん、田村さん、どうかよろしく。
990826(木曜日)
追加分の原稿を仕上げながら、横目で木曜ロードショーの「砂の器」なぞ見ててハマる。まだ日本映画にパワーがあったころの映像に圧倒される。ああ、オレがガキのころ親父が思いっきりハマってたなあ、家に松本清張全集とかあったっけ。親父の世代は娯楽というとこうした小説か映画で、どっちもまだ、まっとうに社会に向き合って頑張っていたんだなあ、などと思う。
社会の変化はあるにせよ、やっぱエヴァなぞにハマっていた我々の世代は、脆弱のそしりを免れ得ないのじゃないかと思う。現実逃避の縮小再生産か、歪んだナショナリズム以外にも、そろそろなんか出てきてくれるんじゃないかと期待しているんだけど。まあ、クーラーの効いた部屋でこんなバカ原稿を描いているヤツの言うセリフじゃねえな。
ところで最近の木曜ロードショーはなんかラインナップに妙な力が入っていて、「荒野の用心棒」とか「明日に向かって撃て」とか、とどめに来週は「燃えよドラゴン」だってさ。どうしたんだろう。
関係ないけど、セリフを覚えないで有名な丹波哲郎の長ゼリフは、よっぽど苦労したのか同録とアフレコが入り乱れて、えらくスリリングだったなあ。
990825(水曜日)
急にどたばたしてあちこち話を聞いて回る。うーむ人間模様、人さまざまじゃのう。よく見ておいて気をつけよう。夜はがっぷさん、引地さんと飲む。「フィッシュいかがですか」などの正気とは思えないバカ話に死ぬほど笑う。いや本当は仕事の話を聞きにいったはずなんだけど。がっぷさん、体には気をつけてね。
990824(火曜日)
雷ゴロゴロ。ちょっとだけ風向きがよくなってきたような気配。しかしこれまでも何度となく途中でコケたので油断は禁物。うーむ。どう転ぶか。
990823(月曜日)
しこたま酔っ払う。まあこんな日もあるわさ。あーあ。
990822(日曜日)
寝付けないので朝の4時にごそごそと起きだして、ネットをあさっていると、フランスの「スペクトルマン・ファンサイト」なんてものを見つけてしまったうひょひょひょひょ。MP3でフランス版の主題歌がダウンロードできるのだけれど、なんかさわやかな今っぽい歌になっているなあ。やっぱり海外でも子供たちにトラウマを植え付けているのだろうか・・・。オレ本放送ではまったく眼中になくて、バカ高校生だったころに、朝5時からという実になげやり&隙間うめな時間帯の再放送でハマったんだよなあ。ウルトラシリーズの洗練された特撮に慣れていると、ピープロ系の見てて不安になる荒削りな特撮がまた、ニュースの現地映像みたいなライブ感があっていいのだ。
「私は選ばれた宇宙の独裁者なのだ。私はこの地球が欲しい!」かっこいいぞゴリ様!ところで誰が選んだんだ。
990821(土曜日)
ふふふふふ。今日から日記がとてつもなく読みやすくなったことにお気づきだろうか。これは当ページをご覧の有志によって、日付を逆に並べ替えてもらったバージョンなのだ!スゴイだろうふふふふ。smさんどうもありがとう。
今日はさらにありがたくも親のおごりで、西葛西のイタリア料理を食べに行く。さすが話題の店だけあって接客、料理ともに鋭いものがある。魚料理へのこだわりもすごいしな。しかし前から思うことがあるのだが、皆さん、リストランテって日本のイタリアンに必要だと思う?気安くピッツァも出すタヴェルナに比べて、なんか全体的に鈍重な気がしない?いーじゃん日本人なんだから、前菜にパスタとピッツァ食べて、魚一品でオワリでさ。オレ絶対このまま行ったらフレンチの二の舞だと思うけどな。なんか麦とろで一発当てた店が、刺身やてんぷらくっつけたがるのに似た心理を感じるんだよな。いや、歴史から言ったら的外れなのと、なにより親の金で食べといて、えらそうなことをほざく権利はないんだけどさ。まあこのお店、都心部のリストランテに比べたらよっぽどちゃんと仕事してて、割と安いのに、味はピカイチなので(特にパスタ)、デートにはオススメではないでしょうか。
・・・・・などと書いてきて、どこぞのグルメページみたいな嫌味ったらしい内容になったので、以下にフォローする。
かくいうワタクシの今朝の朝ご飯は、ミキちゃんとこの即席うどんに、タイみやげの得体の知れない缶詰をぶっかけてました〜。ちなみに以前に発案した「サトイモ入りクリームシチュー」に並ぶ大後悔のデキでしたが(最後にウスターソースをかけたのが致命的だった)、他に食べるものがないから泣く泣く食べてました〜。一人暮らしの悲哀を味わいたい方にはオススメではないでしょうか。
990820(金曜日)
夕方自転車に乗って家に帰る途中、遠雷が地平線のそこかしこに、音もなく閃いてちょっといい感じ。
なんか言わずもがなの言葉だが、世界は美しい。
お腹もすいてるんだけどさ。
990819(木曜日)
こないだの店でカレーをもしゃもしゃ食べながら、ヤマシソに「この日記、日が経つごとに下にダラダラ垂れていって、どんどん読みにくくなってるんですけど」と言われる。くやしいけどその通りだから泣きながら帰る。毎日下じゃなくて上に継ぎ足していけば読みやすいのだそうな。くやしいけどその通りだから泣きながらペギラの腹をなでる。しょうがねえ。来月からはそれで勘弁してやる。マルチランゲージ俳句の紹介ページも、もうちょっと待っててね。
990818(水曜日)
タコについて考えてみる。昔岡山で6年を過ごしたが、なにしろガキだったので有名な下津井のタコを食べる機会がついぞなかった。ああ、食べとけばよかった。関係ないけど、大学時代、彫塑室にどっから取ってきたのか生ダコをもちこんで、裸婦モデルさん用のストーブで茹でていた小倉は元気だろうか。あのタコおいしかったなあ。なんかぜんぜん日記になってないぞ。
990817(火曜日)
イカについて考えてみる。なぜかイカからは液晶なんてものが採れる。別に採れてもいいんだけど、そんなもの何で持ってるのかと思ったら、こないだテレビで、イカがなんと体のシマ模様を高速で変化させていた。何のためかというと、水中に差し込む光が作りだす影のパターンを真似るため。実際遠目には、チラチラ動く影のせいで、動き回っているのに、そこにイカがいるとは思えない。タコやカメレオンみたいに、色やパターンを似せて、後はじっとしているようなものじゃなくて、士郎正宗の漫画に出てくる光学迷彩みたいなのね。か、かっこいい!ロケットのように水中を驀進するイカの勇姿!深海に潜むといわれる謎の大王イカ!イカの目は、自身の神経処理能力を超えたおどろくべき性能を持っていることをキミは知っているか!?やっぱりイカは偉大である。
しかしこんなにもかっこいいイカの悲劇は「食べたらおいしかった」という一点につきる。足が10本あってタレをからめやすく、胴体の中にもち米を詰めるスペースがあって、さらに横切りにすると簡単にリング状になるのでパン粉がつきやすくてフライにも便利。ああイカよ。キミはこんな便利な食材でなく、ライオンやコンドルのような人気キャラクターとして世間に定着できたであろうに・・・・モグモグ。
990816(月曜日)
近所(というほどでもないが)に、おいしいインド料理屋を見つけた。とてもうれしい。
なにしろ蒲田は、ちゃんとしたインド人がシェフをやっているインド料理店が駅前に3軒もあるに関わらず、それがどれも大ハズレという不思議な街なのだ。国道沿いにはわりと有名なパキスタン料理屋もあるが、ここは店としての姿勢がどうも尊大なうえ、宗教上の理由とかで酒を出さないとかほざきやがって、どうも気に入らない。
今回めっけた店も、ちょっとカレーの量が少なかったりして、冷静に点をつけると辛くなる部分もあるけれど、とりあえず焼きたてふかふかのナンで、味付けに手抜きのないカレーが、近所で食べられることがわかっただけで大収穫。場所がわかりにくいからか、なんか店内ガラガラだったけど、明日も行ってやろうっと。今なら開店セールでドリンクのタダ券ももらえるし。
990815(日曜日)
夏コミ三日目。若人の濁流に呑まれつつ、伝統の「男性向け創作」ゾーンを歩いていると、数日前に日記に書いた「ふくしま政美」先生に会う。
このものすごい偶然がお判りいただけるだろうか。高校の同窓会でなぜか山口百恵に出くわすような、あまりに唐突な出会いにオメガショックを受ける。とりあえず「玉男がんばってください!」と言って握手してもらう。サインいりTシャツも2枚買う。しかしなぜだろう?よく見たら両方Mサイズで、着られないTシャツを呆然と眺める。謎が謎を呼ぶ出会い
であった。
その後蒲田にて、高校の同級生にして以前の同僚でもあるMAPLE(字にするとなんという違和感だ!)や、アジア帰りのヤマシソらと合流。しこたま食って飲む。夏じゃのう。
990814(土曜日)
大森までマサラムービーの新作「アルナーチャラム・踊るパラダイス」を見に行く。「ムトゥ」のヒット以来、すっかりオシャレなカップルのデートムービーになったらしく、狭い劇場にけっこうな大行列で疲れる。内容は相変わらず(というか、そういうフィルムをチョイスして輸入しているんだろうけど)腰が抜けるほど壮大にしてテキトーな娯楽大作。
リアリティなどというものを微塵も感じさせない一本気なストーリー展開。主人公が登場するだけで200人の楽団と4頭の象が登場し、何かというと(ストーリーにはあんまり関係なく)始まる数百人構成の歌とダンス。主役は神話の英雄みたいに全能で無敵だし、悪役はほとんどライダー怪人みたいな扱いである。しかし、この全編にみなぎるマヌケさとカッコよさの渾然とした「マヌカッコよさ」が、こうも気持ちいいのはなぜだろう。
その構成要素としては、我々日本のダメ大人が大好きな、特撮やアニメやプロレスといったものに、ほとんど共通するにも関わらず、どうも喚起される「気持ちよさ」の方向性が根本から違うような気がしてならないんだけど、みなさんどう思われますか?
オレとしては、基本的には異国情緒への単純な憧憬というものを第一にしつつも、やっぱり地に足のついた素朴な身体性の魅力みたいなものが、より深いところで強く我々の心を刺激しているのではなかろうかと思うのだが。
マサラムービーを見て笑えるようになった日本人というのは、文化的な余裕のあるように見えて、実はいわゆる「唐様に書く三代目」なのではないかと、大森のおいしくないインド料理を食べつつ思うのであった。
990813(金曜日)
コミケ当日。くわしい紹介はまたくわしく書くとして、起こしいただいた皆様、ご協力いただいた皆様、どうもありがとうございました。心からお礼申し上げます。
990812(木曜日)
泥縄にコミケの準備。きゃー時間ないよう。
990811(水曜日)
原稿完成。わーい。勢いで秋葉に行ってネオジオポケットカラー(長いなあ)とワンダースワンを買う。
ネオポケの液晶はとんでもないクオリティで、反射式とは信じられない。イナズマンの主題歌の「ワアオゥッ!」ってな感じである。わーこりゃええわー。一緒に買った「メタルスラッグ」もいい感じ。もう一方のワンダースワンは100万台いったそうだがどうも???な感じ。デフォルトで電池スペースが出っ張る設計とか、うるさい起動音とか、しょぼい圧電スピーカとか、見づらい液晶とか、いや、最初バンダイブースで試作品を見たときには全部「おお!こりゃオレが買わねば」と思った要素なんだけど、こうポピュラーな商品になってしまったら、どれも単なるマイナスでしかないわさ。
これが全国で1万台しか売れてなくて、しかも作ったのがアタリとかだったら今ごろ同人誌でも作ってるんだろうけど、ソフトのラインナップにも見え隠れする、中途半端なメジャーさはどうも肌が合わないなあ。「魔界村」処理おちするし・・・
これ縦画面で遊べるから「ゼビウス」とか遊びたい人も多いだろうけど、オレ、エポック社の液晶ゲームシリーズ(「パクパクマン」とか)を移植して欲しいなあ・・・。
990810(火曜日)
原稿の最後の仕上げに入る。今やってるのは、いつもよりビターな味付けが許される仕事なんだけど、どうもあんまりやりすぎたので、あちこち伏せ字にする。でももう全体的に手遅れなような気もする。ブラックな笑いとしてはけっこう快心のデキなのだが、これちゃんと掲載されるんだろうか。ドキドキ。
990809(月曜日)
自転車のパンクを泣きながらなおす。
990808(日曜日)
ワンフェス!うひょひょひょひょ。
どうもこの日記、一日ごとに内容の振幅が激しいのだが、夏休みのしょっぱなを飾るいいお天気の日曜日、ワンフェスに行ってきたのよん。変身サイボーグ愛好家の研究発表会に、「可動バルタン着せ替え」を飾りにいったのよん。ビリケンのソフビキットをバラして着せるだけなのに、妙にみんな誉めてくれるのでうひょひょと思っていたら、実はこれ絶版キットなんだってさ!そりゃ勇気ある行為だよね!
ぜんぜん忙しくならないミキちゃんと楽天さんに夏コミのチケットを手渡して、その後楽天夫妻&ぜんぜんヒマにならない小野兄さんと、ビアガーデンでジンギスカンを食べ放題。ああ夏だなあ・・。帰ってきたら駅前に停めておいた自転車のタイヤが前後両方パンク!誰だ殺す!
990807(土曜日)
まだチェックしている人は少ないかもしれないけど、70年代トラウマ漫画の筆頭だった「ふくしま政美」の、実質的にはほとんど20年ぶりの新作、「玉男」がとてもよい。(白夜書房 漫画パチンカーワールド誌にて連載)一時期「消えた漫画家」で毎回取り上げられていたくらい消息が知れなかったが、去年の年末に沈黙を破って熱いトークをかまし、復活への意欲を見せていた、その一つの決着である。
なにがうれしいって、やっぱり「ヒーロー復活」その構図だろう。たいていの漫画家の場合、ブランクを経て復活の意欲を見せても、肝心の腕が錆付いていることばかりが多くてガックリするのだが、今回の「玉男」は違う。最高にパワフルで泥臭く、アナーキーでデタラメである。情念の滾りや泥臭さがすっかり薄れてしまった最近の漫画の中で、この狂いっぷりには実にシビレル。発掘に尽力した竹熊健太郎らの感慨もひとしおではあるまいか。
どうにもうさんくさいゲームやアニメ業界のそれとは異なり、漫画におけるヒーローこそ、真に作家として人の賞賛を浴びるに値すると思う。
手塚治虫が「個人で作れる映画だ!」と宣言したように、漫画とは本来、個人の創作における、すべての要素を試すことのできる、いわば文系的才能のデカスロン競技であった。新たなメディアとして、さらにその可能性を広げていくのかと思ったら、どうも資本主義的な可能性のほうが先に広がって、企業の思惑に食い荒らされてしまったゲームやアニメに、もはやそんな才能が磨かれる余地はなさそうだ。
企業やマスコミの掲げた神輿の上で、下らない作家性に奢っているアホウなクリエイターを尻目に、行け「玉男」!
世界すらねじふせる、真におそるべき、個人の才能の力を示せ!
990806(金曜日)
この駄文を書き始めたきっかけ「日記でアクセス激増ウハウハ」をのたもうた、ABCさんから電話あり。1ヶ月のアクセス数を問われ、だいたい3000と答えて絶句される。なんでも向こうの一日分にも満たないそうである。「こっちの日記からリンクすると一気に増えますよ。」と、ありがたいお言葉をいただくが、それだと実験にならないので丁重にお断りをする。
だいたい始めたその日に、いきなりぐぐっと増えたと思ったら、翌日ヤマシソが「サービスで50回くらいクリックしてあげました。」とか言いやがるし、どうもこの日記いまいち効果が疑わしい。
ものすごく話が飛ぶが、今「中世史爆弾」というのを思いついた。これは爆心地から数キロにわたって、人々の心が中世史で悩まされるというるおそろしい爆弾で、
「うおおお〜!ニケーア公会議が何年かわからん〜!」「うぬぬ〜!カロリング朝の創始者が気になる〜」とかいう教師が喜びそうな超兵器である。
990805(木曜日)
昨日は柄にもなく、えらい難しいことを考えてしまったので今日は思いっきりクダラナイことを書く。紀ノ国屋とかの大型書店のマンガコーナーに行くと、よく本がみんなパッキングされている。ふつうのテープで止めるタイプでなく、機械を使って、熱でフィルムを密着させるやつだ。これ、最低。
そもそもマンガみたいに、やたら数がある上に、立ち読みされやすいものを、まとめてラップするために考えられた方法なのだろうが、なにしろ機械で適当にやるから、フィルムが収縮する勢いで本が歪む歪む。薄手の画集なんて無残なもんで、フィルムを取っても中の本は反ったままだったりする。
なにが腹立たしいって、本を作った人間のことも、金を払って買った人間のことも考えず、ただ自分の売り場にある間だけがよければそれでいいという、ポリシーのかけらも感じられないエゴ丸出しの姿勢。
マンガ専用コーナーなど作って、平積みで手塚治虫選集なんぞ並べ、マンガを愛するかのような格好だけはつけといてこのザマ。まるでクジラを保護しといて、それで収入を絶たれた少数民族は一顧だにしない、いかがわしい環境団体みたい。ああ最低。死んでしまえ。
実はすでに、このバカ機械を製造したメーカーに関しては調べをつけてある。きっと裏でゲルショッカーとかロケット団が絡んでいるに違いない。いつの日かこのメーカーの工場が爆破された、というニュースが世間を騒がせた時には、オレというケチな風来坊がいたことを思い出してくれ。(って、本当に火事でも起こってオレが容疑者にされたらどうしよう。)
990804(水曜日)
毎日暑いですね。夏は大好きなのですが。こうもきっちり暑くなると、こっちにも覚悟が必要になりますな。ところで話は変わりますが。こないだ「目玉かかしの秘密」という本を読んだのですが、そう、よく田んぼにぶら下がってるアレですな。これが期待して読んでいたら全然疑問に答えてくれなかったのでここにちょっと書いてみましょう。そう言えばこの日記、文体が全然安定しませんな。
えー、より効率よく生活をするために、動物は脳に、本能とも呼ばれる基本的なプログラムを書きこんで、遺伝的に伝えているらしい、というのはまあよくわかる話ですね。さまざまな動物が「目」を恐れるというのは、「なんかの生物らしきものがオレを狙ってる可能性アリ」というのを判別するための、効率的な形状認識の活用法なんでしょう。
さてところで、これを逆手に取る奴らがいますな。「擬態」というやつで、黒目にハイライトまで入った、びっくりするほどよくできた目玉模様をしょった蛾なんてのがいるのは、これまたテレビでおなじみです。これがつまり、「目玉かかし」のオリジナルですね。でもね、そもそもこいつらどうやって「相手がビビルらしい目玉のパターン」に至ったんだと思います?
たとえば、よくある淘汰の考えで、ずらっとならんだ蛾の中から、たまたま模様が誰かに捕食されにくい固体を3億年くらい淘汰してれば、そりゃそういう結果に至るだろう。というのがありますわね。ただね、絵を描く人間から言わせてもらうと「それだと、捕食者の形状認識力を超える意味はありえないわけだから、あんな絵画的なレベルにまで達しないよ」といいたいわけです。つまり「よくできすぎてる」わけ。
相当いろんな経験を積んできたと思われる現代の鳥類でさえ、例の目玉かかしでわかる通り、単なる二重丸のパターンで十分ダマせるわけだから、それ以上の部分は別に淘汰に有利不利にはならないはずだと思うのだけれども、世の中にはどうもコノハチョウとかナナフシとか、想定される捕食者の認識力を、はるかに超えた「よくできすぎてる」擬態を持ってる奴らがいるのはどうしたわけなんだろう。神様が趣味でやったんでなければ、彼らにそこまでの仕事をさせたのは一体何か?というのが私の疑問なワケです。
これに対する私なりの考えは二つあります。一つには、淘汰というのはあくまで幅のある、確率的なものであるから、現実的な淘汰圧というものは、我々が「目玉模様の有無」などで面白おかしく語っているような気楽で単純な話ではなく、実は相当シビアな線までを要求している。つまり擬態で言えば、通常十分とされるレベルの、たとえば50%増しくらいの再現度まで用意しとかないと実用的でない・・・というもの。これはまあ、わりとマトモな考えですな。なにしろ三億年くらい淘汰されまくっていれば、「写真のような目玉模様」というのも、まあありえない話ではないような気もします
さて、もうひとつは多少SFが入るもので、淘汰以外の要素として「生物共通・適応遺伝子」みたいなものが絡んでいるのではないかというものです。もちろんこの「生物共通・適応遺伝子」というのは私が勝手に作った考えですが、どうも生物には、雲や岩山が、みんなフラクタルで表現できるような、簡略化された根本要素があるんではないかと思うんですね。例をあげると、イクシオサウルスとイルカとか、最初に挙げた「本能」のもう一段上の仕組みと申しましょうか、環境に適応するための基本的指針みたいなものが生物共通で備わっているんじゃないか?と考えたわけです。
しかもそれは、相当に(関数くらいに)普遍性のあるもので、さらに言うと実は生命の根幹を成すようなものではなかろうか。と発想を飛躍させてみたわけです。
生命の進化は、ただ淘汰と突然変異の積み重ねによってのみ行われたのではなく、その根本として存在する、おそろしく単純な、いわば「生命の関数」の自己相似的な増殖に導かれているのではないか?
それがたとえばジャンク遺伝子のような形で、あらゆる生命に眠っているからこそ、当の本人がまったく持ち合わせない「目玉」の二次元像すらも、その羽根の上に現出できるのではないか?まったく種を違えた二つの生命が相似形ともいえる形態に至るのではないか?・・・
これ以上書くとヌル目のSFになりそうなのでやめときますが、「目玉かかしの秘密」も、ここらへんになんか答えてくれるのかと思ったんですがねえ。
990803(火曜日)
いろいろ障りがあるので細かいことは書かないが、試作中だというカードゲームを遊ばせてもらう。これが、プレイごとにゲーム状況が破綻して終わるという、たいそうアナーキーな作りで笑える。オレはカードゲームには全然疎いので、あんまり大したことはわからないのだが。どうも設定が辛すぎるためらしい。なんかマジメにプレイすると損をするというシステムは反社会的でいいなあ。考えた奴の無意識が露呈しているようだ。
高校の同級生たちはすでに妻帯したりガキをこさえたりスポーツカーを乗りまわしたりと、すっかりアダルトな生活を送っていると聞くにおよび、いまだ部屋のテレビの上にペギラとエレキングが鎮座ましましている己がバカ生活環境に慄然とする。ちなみに本棚の上にはゼットンとバクラーとモゲラがいるのだが。うーん。
980802
原稿の山を一つ越える。が、まだあるんだよこれから。久々に有楽町のニューキャッスルまで加来ライスを食べに行ったら、ご飯がべちゃべちゃでムカつく。安い仕事しちゃあいかんよ。
ところで最近思うのだが。石森章太郎のマンガというのは、着想や、瞬間的なインパクトという点では今後も評価されるだろうけども、構成の文法的な部分では、そろそろツッコむ奴がおってもよいのではなかろうか。やっぱりこの人のマンガは、相当な部分を勢いで書き飛ばしてると思う。名作の誉れ高い「サイボーグ009」にしても、特にカット割りがデタラメで、おおよそ素人の映画を見ているようだし、全体的な構成も甘い。(ちょっと長くなるので、具体的に例示できないのはごめんなさい。)もちろん全体で何点つけるかという話となれば、やはり名作の域には達するのだろうけど。
こうした巨匠と呼ばれるマンガ家たちの、意外に多い基礎的部分の欠如をきちんと見据えることなく、ただ神棚にまつりあげるのは、あまりに危険と思わざるを得ない。批評の方向に妙なバイアスを加えたために、印象派以降の作家をみんな誉めるしかなくなった、モダンアートの例を見ればそれは明らかだろう。
我々は、妙な学識者に、もったいをつけた分析をしてもらわなくとも、巨匠と呼ばれるマンガ家たちとその作品を、子供の頃から慣れ親しんだ、いわば自分の血肉のようなものとして、きちんと理解していると思う。なればこそ横山光輝マンガの、やたら冗長な場面転換や、あまりにも底が浅かった松本零士の思想性、手塚治虫のカッコ悪さのようなものも、きちんと踏まえてから、先の一歩を考える癖をつけておかないと、あっという間に動脈硬化を起こすんではないかと危惧したりもするわけだ。ちょんちょん。
990801
週末はちょっと忙しかったので今更コソコソと・・・。えー、原稿描いてましたね
990731
あぶない。いきなり書き忘れる所だった。
朝からクーラー風邪っぽいので、買い置きの風邪薬など飲んでみたら眠気に襲われて、しばし夢うつつをさまよう。タダでいろんなスペクタクルが見られるので夢は大好きだが、今はあまりさまよってもいられない。
そういえばこないだ故障したので、二度目の修理に出していた年代もののツインファミコンが、結局どこにも異常なしとのことで帰ってくる。おかしいな。たしかに動かなかったんだが・・・。着払いで送ってくれと言っておいたのになぜか送料向こう持ちで送ってきたし、ひょっとして修理センターのオヤジ、オレに惚れたのかな?
とにかく久々に64in1とか刺して遊んでみたら、以前は気にもならなかったビデオ出力画面がどうにもババッチく見える。最近すっかりエミュで遊ぶ習慣がついたせいである。うーん。本物のほうが劣るというのも悲しい。もっともラスターまわりでいろいろやっているソフトなんかは、いまだに実機でないと再現しきれないけどね。
990730
原稿をシコシコ描きながら、横目でテレビの「ルパン3世」など見る。一時期の目も当てられない状況からは改善されたが、相変わらず低調。というか東京ムービーの「ルパンの伝統」というものは完全に絶えたな、と思う。脚本が弱いのは昔からで仕方ないとして、最近は本来それだけが見せ場だったはずの、ルパンならではのアニメ的文法が、完全に最近の安易な省略形で済まされているのに唖然。よりによってルパンで、アクションを止めと引きで済ませちゃいかんでしょ。前の出崎演出のときから引きずっているのかもしれないけど、あれはそれなりに枚数使う部分も交えてメリハリをつけてたわけでさ。どう見てもウソッパチな話を大胆かつ緻密なアニメートで強引に納得させてしまう。ルパンというのは最近珍しく、「アニメならでは」の意義がきちんと備わった絶好の素材のはずなんだが・・・。
「ムー」系の人ならおなじみの「オルゴン」を持ってきた筋立ても、ちゃんと組み立てれば話に厚みが出るはずなのに、ぜんぜん活きていないしなあ・・・。やっぱりルパンは一度、「マスター・キートン」とかで最近流行りの「しっかりウンチクでエンターテイメント系」へ再構成したほうがいいと思うよ。今のようにキャラ人気におんぶするだけのジリ貧状態じゃマズイって。というわけで、かつてのアニメマニアのたわごとでした。
990729
告知するのを忘れていたけど夏コミは8月13日、金曜日カ12b「東洋バフォメット評議会」で出ます。何かといろいろ重なって、かなりギリギリだった新刊もどうやら間に合ったようなので(まだ印刷所を出ていないので不安)当日は新刊「エポックの神話」を用意して皆様のお越しをお待ちしております。そうだ、ミキスケにチケットを渡しておかないと・・。
以前に書いた「マルチランゲージ俳句」がなぜか周囲で大ブレーク。うろ覚えのBASICでひょろひょろ書いているオレとは違って、現役萌え萌えプログラマーであるところのヤマシソや山田君(仮名)が、華麗なプログラミングテクニックで
「郷に入らば郷に従え」とか、「ローマは一日にして成らず」とか、「賽は投げられた」などの名句を(どれも俳句じゃないような気がするけど)電脳言語化してくれました。
建設状況をパーセンテージで知らせてくれる「ローマは一日にして成らず」など傑作も多いのでさっそくアップロードしようと思ったけど、ぜんぜん終わらない原稿に精魂尽き果てたので泣く泣く後日に・・・。
990728
マックの調子がどうもおかしい。こないだシステムを8.5にしてからCDを認識しないのだ。いろいろ情報を集めてみたら、今度から互換機をサポートしなくなったので、その影響だという。こないだ仕事用にビデオを編集してたらキャプチャカードがおかしくなるし、なにか仕事でマシンを使うというのは、どこぞの神の怒りに触れているのだろうか。
そりゃそうと・・・てめえ、一番苦しそうだった時に、大枚70万円をはたいて買ってやった恩を忘れやがって。アイマックが売れた途端に手のひらを返しやがって。オレのようなありがたいマックユーザーをサポートしないとはなにごとだ!あのころは互換機が最速だったんじゃねえか!・・ともあれ悪さをしている神様は相当に強力らしく、しまいにマシンそのものが、うんともすんとも言わなくなったので、分解してシステムを7.5.3から入れなおすハメに・・・。本当はもう新型に買い換えたいのだけど、減価償却のことを考えると悔しくて夜も眠れないので当面はこいつと付き合う以外にない。くくくく・・。
990727
肉屋で牛スネを700グラム買ってきてカレーを作る。前回1.3キロ入れてみたら多すぎて、ただの「サイコロステーキ・カレー風味」みたいになったので、その反省である。
本当はタイみやげの即席グリーンカレーを作る予定だったのだが、肉やタマネギを炒めるうちに、つい「ハウスジャワカレー」を入れてしまう。チキン野郎と笑っておくれ
しかしジャワというと、どうも原人がカレーをむさぼり食っているようなイメージしか思い浮かばないが、実際どんな所なのだろうか。まあ、それをいったらスイスでは銀行家が「ヨロレイヒ〜」とか言いながらフォンデュをむさぼり食っているイメージしか浮かばないけど。・・・なんかあんまり日記になってないな。
原稿が滞っている。一生懸命描いているけどちっとも終わらないので、現実逃避してこんな日記を書いているのだけけけけけ。今回は試しに若草色の上質紙や、クロッキー用紙を原稿用紙として使ってみる。イイ感じなのだが、かえって効率は落ちているようなような気がする。萌黄色にしたらいいのかもしれない。普段使っているのは、講談社から以前大量にもらった原稿用紙で、なにかと愛用していたのだが、そろそろ蓄えが尽きようとしているのだ。それにつけてもタカラの快傑ライオン丸は、マスクの造形がちょっとイマイチではなかろうか・・・ああそろそろ現実に復帰しないと・・・というわけで日記一日目終わり。